VLAMOオープンファンファーレ選手権で演奏されるはずだった曲

A Brussels Requiem(ブリュッセルズ・レクイエム)

新型コロナに先駆けて日本でも大流行した
(並べんな)
ベルト・アッペルモント(Bert Appermont)のブリュッセルズ・レクイエム。
オリジナルがブラスバンド編成、コンクールなど日本でも広く演奏されたコンサートバンド版のほか、既にファンファーレバンド版の楽譜も出版されています。昨年、洗足学園音楽大学のファンファーレオルケストも演奏していたような。

この曲を先述の「ケンペンブルーイ」が演奏する!はずだったんですよ!悔しい!!!
いつかどっかで絶対に演奏してもらう…!
【ブラスバンド】A Brussels Requiem – Cory Band (YouTube)

せっかくなのでケンペンブルーイが演奏したアッペルモントの別の曲もどうぞ。
The Big Bang – KF Kempenbloei(YouTube)

The Days of Anger(怒りの日)

イギリスの作曲家ポール・ロヴァット=クーパー(Paul Lovatt-Cooper)による作品。
ブラックダイクバンドの元パーカッショニスト、現在は「コンポーザー・イン・アソシエーション」を務めている人物なので、この曲もブラスバンドがオリジナルかと思ったのですが、音源も情報も中々出てこない…?
さらに調べると、今回のVLOFに出場・演奏予定だったJouster Fanfare(オランダ)というファンファーレバンドが2018年に委嘱・初演した作品のようです。

 

曲は17世紀フリースラント州のある町でグリートマン(当時の市長兼裁判官)を務めていたホッベ・ファンバート(Hobbe van Baerdt)という人物を題に取っています。彼の名前の付いた教会もあるとのこと。
「怒りの日」作品・初演情報(NL)
Hobbe van Baerdt(NL)

Hypercube(ハイパーキューブ)

元はブラスバンドのために書かれた、スイスの作曲家オリヴァー・ヴェースピ(Oliver Waespi)の作品。この曲もまだファンファーレバンド版の楽譜は出版されてないですね!あーあ聴きたかった!!!!
下記リンクからブラスバンド版の演奏をどうぞ。

Hypercube – Paris Brassband(YouTube)

どうですか、頭から16ビート!超ファンク!ゴリゴリのヴェースピ節!
ブラスバンドだとこういったキレッキレの非クラシック系もかなり映えるのですが、ファンファーレバンドで演奏したときにどう化けるのか…次聴けるチャンスが来るのはいつになることやら…

 

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花月こころ

ベルギー近現代音楽が主な狩場。最推しはヴァンデルローストとポール・ジルソン。ブラスバンドでコルネット。

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6件のフィードバック

  1. ツイッターではお世話になっております。
    記事読ませて頂きました!
    ウィルブロークの指揮者だったフランツ・ヴァイオレットの息子さんが作曲を…!
    そういえば同じウィルブロークのソプラノ・コルネットだったベルト・ヴァン・ティエネンさんはbvtmusicという出版社を立ち上げていて、自身の編曲や、記事にもあるプロミスド・コンティネントやステイン・アールツヘールツの楽曲の楽譜を出版してますね。
    ウィルブロークのWMC2005でのスパーク宇宙の音楽は最高に好きな演奏の一つです…
    プロミスド・コンティネント、超段数の多いファンファーレスコアが凄く興味をそそられます…

    ポール・ロヴァット=クーパーのファンファーレオリジナル曲!凄いですね…
    ロヴァット=クーパーの楽曲のファンファーレ版はリュック・フェルトメン氏による編曲の楽譜がBandPress社から出ているのですが、本人によるファンファーレバンド曲というのは凄いです。

    メトロポリス1927のファンファーレ版ですが、グレイアムのファンファーレ版編曲譜を取り揃えているのもBandPress社で(Gobelin Music社というところにも何作かありますが)これもリュック・フェルトメンが編曲しています。
    過去に演奏したいと思い問い合わせたことがあったのですが、グレイアム自身が新たに氏の楽曲をファンファーレ版に編曲することについて難色を示しているというか、そういう回答をもらった覚えがあります。
    前にWMCでグレイアムの「The Essence of Time」のファンファーレ版が演奏されたようで、それはその場限りのもので出版されなかったのですが、今回のメトロポリス1927のファンファーレ版は同じようにその場限りのものなのか、出版されるのか、とても気になります…

    どの曲も聞きたかったなというのに同感です
    バンドには高齢の方もいらっしゃると思うので、そういう方達が、バンドのメンバーがかけることなくまた元気に演奏活動してもらえれば、また聴く機会があるのではないかと期待しています。
    可能性は低いと思いますがEBBCは延期となるか様子見と聞きましたので、VLOFもONFKも出来ればそうなると嬉しいですね…難しいかな…
    気がかりなのがそう言った大会が今後継続できるかどうかの経済的なダメージです。何か力になれることがあれば良いのですが…

    ONFKの1stでは、課題曲であるエデュアルド・デ・ブール(アレクサンダー・コミタスのペンネームを使っていた作曲家です)のVia ad Veniam演奏がとても楽しみでした…

    • 読んでくださりありがとうございます!
      BVT Musicを立ち上げた方がウィルブロークの奏者だった方なんですね!
      アールツヘールツやロード・ヴァイオレットのBioをBVTのサイトにあったので「ウィルブローク関係者が多い出版社だな~」くらいに思っていました…。

      ロヴァット=クーパーの作品は、曲そのものについても題材についてもあまりにも情報が少ない(ローカルネタ過ぎる)ので書きながら半信半疑でした笑
      メトロポリス1927ファンファーレ版、万が一出版されるようならぜひ演奏していただきたいです!

      経済的なダメージ…本当に心配ですね。
      VLAMOの各大会やONFKはライブ配信やアーカイブなど、いつも無料で楽しませてもらってしまっているので、せめてこういったときに何か支援させて欲しいなあ。
      デ・ブールの作品が課題曲だったんですね。それも聴きたかったなあ…
      とにかく少しでも早く収束してくれるのを祈るばかりです。

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