2018年印象に残った曲 その2
こんばんは、花月こころです。
2晩続けてブログ更新をさぼってしまいました。
バイト先が年末繁忙期でとても体力が持ちません。
今AppleMusicで、今年追加した中で再生回数が多かった曲を見ていました。どうせ吹奏楽ばかりだろ、と思ったら、意外に室内楽や管弦楽もランクインしていて驚いています。まあ吹奏楽曲って、1曲聴くのに割と気合と集中力が必要ですからね。
こないだ『印象に残った曲』の続きやろうかな~とか言ってほったらかしだったので、せっかくだからフラグ回収します。
Piano Rikudim/Spirale Piano Trio
ヴァンデルロースト『リクディム』のピアノ三重奏アレンジ。確かに上半期にめっちゃ聞いた曲の1つです。
学校が始まる前の1~3月ごろ、バイト前にコンビニの飲食スペースで昼食をとるのが習慣になっていたのですが、その時間によく聴いていました。懐かしいなあ。すでにかなり昔のことのようですが。
正直、ウィンド版よりクラリネットクワイア版よりなにより、この編曲の『リクディム』が1番好きです。第3楽章のホルンのメロディをヴァイオリンが奏でているのですが、本当に背筋がゾクゾクするんですよ…!
Rikudim/Brasschaas Mandorine Orkest
2連続でリクディムかよ。この人実はリクディムしか聴いてないんじゃないの、と疑いたくなります。こちらはマンドリンオーケストラへのアレンジです。
ヴァンデルローストを知らない友人に聴かせたところ、「ディズニーシーっぽいね!」とコメントをいただきました。ああ、あのヴェネチアのBGMね。いやイスラエル舞曲風なんだけど。国変わってるんだけど。言いたいことはめちゃ分かる。
マンドリンの音色で、一気にくつろいだ雰囲気に変わるのですよね。私の中で「チルなヴァンデルロースト」という、特異的な地位を確立している楽曲です。
ホルン、トランペット、トロンボーンのためのソナタ/プーランク
プーランクは、某楽器店で「エレジー、ホルンとピアノのための」の楽譜を見つけて知りました。さっそく検索して聴いてみたのですが、その曲調にショックを受けて、しばらく遠ざかっていました。まあ作曲動機が作曲動機だから。悲痛だから。
でもそれがきっかけか、プーランクに対して何か引っかかるものがあったのでしょう。AppleMusicで彼の全集を見つけて、その中でこの金管三重奏に出会いました。
この曲に限ったことではないですが、プーランクの作品は基本的に聴きやすく親しみやすいのが特長だと思います。2019年は他の作品も聴き込んでいきたいですね。
グロリオーゾ/ヤン・ヴァンデルロースト
最後はやっぱりこれかなあ!幸運にも、今年は作曲家自身の指揮による演奏に2度も立ち会うことができました。どちらも大阪笑
実は最初、この曲はかなり敬遠してたんです。序盤は割とクールに進行していくし。それに「音楽的署名としての『C-D-Es-B』」とか言われると、なんか、む、難しそうじゃないですか…!
そんなんで、ヴァンデルローストの2017年の新譜は、どちらかと言うと「ファンタジア・ヘルヴェチカ」の方をよく聴いていました。ヘルヴェチカは本当にキラキラで幸福感溢れる素敵な曲です。
転機は10月。フィルハーモニックウインズ大阪が定期演奏会でこの曲を演奏するので、予習として何度か聴いていました。その過程で「グロリオーゾ、もしかしてめっちゃいい曲じゃん…?」と、魅力に気付き始めました。愚かな私。
今ではすっかりお気に入りの作品の1つです。
1度ブログを投稿しようとしたら禁止タグエラーが出てきて、なんやかんややって朝になってしまいました。
ちゃんと諦めて寝たのでそこはご安心を。
花月こころ