吹奏楽をもっと楽しむための英語力(欲しい)

こんばんは、花月こころです。2月の演奏会に向けてアルメニアンダンスを吹いています。
ホルンの22小節目の音間違いのことを今日初めて知りました。4拍目のEがEsになるんだそうです。前回演奏したとき何も教えてもらわなかったぞ!
ずっとEの音に慣れているので、正しい音で演奏すると居心地が悪いです…

さて、アメリカ・シカゴでは、先週金曜日までミッドウェストクリニックが開催されていました。世界最大級の音楽教育サミットということで、吹奏楽ファンの皆さんもチェックされている方は多いのではないでしょうか。

日本からも作曲家の八木澤教司氏、和田直也氏、また尚美ミュージックカレッジの学生さん達などが参加されていました。
八木澤さんは楽譜出版社ハルレナードのメンバーとして、ブースで接客をしていらっしゃいましたね。Twitterやfacebookで、リアルタイムで現地の様子を投稿して下さいました。
同じブースにはフィリップ・スパーク、ヨハン・デメイ、オットー・M・シュヴァルツなどそうそうたるメンバーが…!

ここから今日の本題。(遅い)

八木澤さんや和田さんは勿論現地では英語でコミュニケーションをとっていたろうと思います。
海外に進出した日本生まれの音楽家たちが、どうやって英語を勉強したかとか、めっちゃくちゃ気になりませんか?私は気になって気になって朝早く起きすぎてしまうのですが。

海外の出版社に楽譜を売り込むときとか、多分英語でメール送ったりしなきゃいけないじゃないですか。
「選考を通過したES」とか、「内定につながるポートフォリオ」みたいに、「売り込みが成功した英語メール」みたいなの、ないですかね。

個人的にもっとすごいなあと思うのが、ライターさん。

バンドパワーで連載している樋口幸弘さんとか、世界中にパイプを持ってらっしゃっているじゃないですか。ヴァンデルロースト、スパーク、デメイとは20年以上前から親交があるし、チェザリーニやトーマス・ドスが来日したときもコーディネーターを務めていたり。

WindBandPressの梅本編集長も世界中の音楽家にインタビューを行ったりしてますね。ヴァンデルロースト回、何度も読ませて頂いてます。

彼の経営する楽譜出版ブランド”Golden Hearts Publications” は英語力・コミュニケーション力の賜物ですよね。様々な国の作曲家と連絡を取り合っているのは単純にかっこよくて憧れます。

うん、今気になるのは樋口さんと梅本さんの英語勉強法だな。そういう企画やってくれないでしょうか。

あと、大学生とかが来日した作曲家に指導してもらって、そのあと食事会している様子をネットにあげたりするじゃないですか。あれすごいなあって思うんですよ。英語で多少なりとも会話できてるってことでしょ!

私なんかオオサカン定演のサイン会で、イメトレを何度も何度も繰り返し、ヴァンデルローストに”I’m happy to meet you in parson”(直接お会いできて嬉しいです)とやっと伝えたレベルなのに…!

私が他に持っているのは、英語のサイトで何とか買い物できたり、英語の曲解説をニュアンスで読み取る程度の英語力くらいです。
ちょっとした英語の問い合わせメールを書くのに2-3時間を費やしたりします。(こちらの記事参照)

ヴァンデルローストがコンサートのアンコール前に話す超簡単な英語のニュアンスがなんとか掴めます。単語の聞き落としが多くて毎回歯がゆい思いをします。

この英語力でやっていくのは流石に不便です。

さっきネットで「3ヶ月で英語が話せる方法」みたいな本を見つけたので、買ってみようかな…。

でもまず、どちらかというと「書く」を身に付けたい。MusicShopEuropeに英語で軽率に商品レビュー書き込めるくらいの英語力が欲しいです。

趣味も兼ねて、海外のインタビュー記事や曲解説をノートに書き写して和訳する、なんてこともやっているのですが、書き写して満足してしまうのですよね。全く意味が無いわけではない、と信じたい。

せっかく冬休みに入ったので、「冬コミ終わったら~」とか言わずに、英語の勉強について真剣に考えようと思います。

花月こころ

花月こころ

ベルギー近現代音楽が主な狩場。最推しはヴァンデルローストとポール・ジルソン。ブラスバンドでコルネット。

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