続・好きだったインディーズバンドの記憶
この記事は2021年に投稿した以下の記事の続編です。
音楽トリオA Proposと、好きだったインディーズバンドの記憶
~前回のあらすじ~
中学生時代、地域の学校の合同バンドで指揮を振り、ロッキーのテーマで私の隣でベースを弾いていた先生の名前を検索したところ、とあるインディーズバンドのサイトがヒットしてその動画をひたすら聴きまくっていた。当時の音楽の聴き方がなんとなく今の自分に通ずるところがある気がする…
なんで5年も経ってこの話題を引っ張り出してきたかというと、きっかけは当時指揮してくれたベースの先生を演奏会で見たからなんですよね。
先月、シルバーウィークの前半に帰省していました。最終日の正午ごろに従妹に会おうと家を訪ねたところ、伯父が「今日演奏会だから家にはいないよ」と言われました。私から特に働きかけたりしたことはないにもかかわらず、従妹は中学入学と同時に吹奏楽部に入部していました。パートはパーカッション。今年で3年生、引退までにどうか演奏を聴きたいと思っていた矢先の出来事。午後はワッフルでも食べに行こうか~なんて母と話していたのですが、迷わず予定を変更しました。
この日の演奏会は5校合同。プログラムを見ると、知っている名前を発見。14年半前、私の隣でベースを弾いていた、あの先生がいました。ぱっと見の印象は全然変わってなかったんだけど、年を経て「演奏会の長」みたいになっていて、昔よりも表情豊かで気さくな人のように見えました。昔からそうだったんかもしれんが、私が中学生の時に見た先生はもっとクールだった。先生は(私の時代にはなかった)1年生合同バンドでも指揮を振っていたんだけど、曲が「エビカニクス」。振りアリ、掛け声アリのパフォーマンスで、1年生たちもみんなちゃんと楽しそうにしている。これをプロデュースした教育者としてのセンスと、指揮する先生のエンターテイナーぶりに感動したのでした。初めて会ってから15年近く経ってるけど、私この人のことちゃんと好きだな…と思った。
それでテンション上がった私は、もう一度検索しました。先生がやっていたバンドの名前を。
そうしたら、4年前に投稿された未視聴の動画が出てきたのです。
バンドのヴォーカリストとギタリストの2人による、オリジナル楽曲の演奏でした。
前回はバンドの名前は明記しなかったけれど、満を持して紹介します。
彼らの名前は「Factorize Music」。
2022年に投稿されていたのはオリジナル楽曲「砂の城」。
たあこさんもGt.せいじろうさんもお元気そうでよかった(4年経っているけど)。
歌詞の字幕を付けてくれたのも嬉しかったな。今まで正しい歌詞を知るすべはなくて、自分で文字起こししてたから。
ちなみに2021年(前回のブログを書いてから2か月後)には「月とあおむし」というオリジナル曲も公開されていました。
この曲がインターネット上に公開されたのはこれが初めてじゃないかな。知らない曲だった。
いつ作った曲かわからないけれど、「がんばらないで、とりあえず眠って」って言ってくれる歌詞いいな。
「砂の城」「月とあおむし」の動画を投稿しているEASTWEST(せいじろうさん)のチャンネルでは、他にもたあこさんとせいじろうさんによるカバー曲が投稿されているので、ぜひ聴いてみてください。ヴォーカルのたあこさんの歌声が本当に好きで好きで…。最終投稿が2年前なんですが、また投稿してくれたらいいな。
昔から大好きな曲は「雨」。力強い音楽と、切ない歌詞の対照がな…良くてな…。何も見なくても歌えます。
「同じ空気の中で」はFactorize Musicの中でもかなり明るく、楽しく、かわいい。
ちょっと音質悪いんだけどこれしか動画がなかった「人魚姫」。この曲も情熱的な歌声が大好きですね。歌詞に煙草とか出てくるのが大人だな~とかつては思っていたけれど、一途な強い思いが純粋でいいなと今は思う。
これを、今まで誰にも共有できず、14年半の間ずっとひとりぼっちで聴いて、口ずさんでいました。
今日こうやってFactorize Musicのことを紹介できたことを嬉しく思います。
5年前の前回のブログにも書いたけれど、バンドのサイトは魔法のiらんどだったのでもうなくなってしまっていて、このブログがインターネット上で唯一閲覧できるFactorize Musicに関する記事になるのかもしれませんね。
私が2026年の今も音楽をやっている、そのバカでかいきっかけは「大学を休学してなかったら今頃最推しを認識してなかったかもしれない」なのですが、ベースの先生とFactorize Musicはそのもっと前に位置しているんだな~と気付いて。感慨深いというか、どんだけ過去のことを引きずりながら音楽やっているんだろうな~と自分に対する呆れの気持ちを抱いています。全部引きずってやっています。なめんな。
ふと考えると、そういえば従妹が生まれたのって、私が中3になる直前の春休みのことなんですよね。ベースの先生に指揮を振ってもらったスプリングコンサートと同じ月。従妹が当時の私と同じ年になって吹奏楽やってて、私は当時出会った音楽に再会できていること、不思議な巡り合わせだなあと思います。
それでは、今回はこの辺で。貴方の音楽人生に幸多からんことを願って、
花月こころ