吹奏楽と「色」の話2

昨日の記事↓のつづき。

吹奏楽と「色」の話1

 

吹奏楽の中で「色」が話題に上がるのは、演奏会の衣装とか。
学生やアマチュアバンドだと「白・黒」と「黒・黒」がオーソドックスですね。
「白黒」だと、男性はスーツに蝶ネクタイ、女性は丸襟ブラウスにスラックスのイメージ。
高音木管パートの女性はロングスカート。

「黒・黒」だとロングスカートの女性の中に、ワンピース着用者が現れる。
男性はバンドによってジャケット着用だったり非着用だったり。

オオサカン定期のゲストソリストの衣装は「ジャケットあり黒黒」なことが多いような気がするのですが、めっちゃカッコいい。
これは2018秋季定演のゲスト、コラド・ジェフレディの動画。カッコいいなあ…

2019秋のオルカさんもジャケットあり黒黒だった。カッコよかった。
ついでにオオサカンのメンバーは
男性:スーツ白蝶ネクタイ、女性:上下黒なんですね。そのパターンもあるのか…

 

シンボルカラーをしっかり決めているバンドもありますね。
一番顕著なのはベルギー・ギィデ交響吹奏楽団。
バンドのカラーを赤紫にしています。
公式サイトの写真を見てもわかるように、制服にも赤紫のラインが入っています。うーん、カッコいい。

 

 

CDのカラーはさらに鮮やかな赤紫が印象的。しかもデザインがお洒落!
自分のプレイリストにこのジャケットが入っていると、それだけでちょっと楽しい気分になります。

1枚目のCDのタイトルチューンは「アレクサンドル・コスミッキ」というフランスの作曲家の「Danse satanique(悪魔のダンス)」という作品なんですが、ここ数日とても気に入って続けて聴いています。

お時間あったら是非聴いてみて。

コスミッキの作風がかなり気に入って、とりあえずAppleMusicで配信されている作品は全部聴きました。

 

あとは洗足学園音楽大学のブルー・タイ/グリーン・タイ ウインド・アンサンブル。
大学のサイトやチラシを見た感じ、
ブルーが「吹奏楽曲も管弦楽のアレンジもなんでもやってみよう!」的バンドで、
グリーンが「吹奏楽の古典重視!」なシブい選曲と、これから日本ではやりそうな作曲家の作品の組み合わせ、みたいなバンド。
グリーンは作曲家の伊藤康英先生がバックに付いているのか…

まだ両バンドとも演奏会に行ったことがないので、いつか行ってみたいです。
(川崎が微妙に遠い!)

 

演奏会に欠かせないものと言えば、告知用のチラシ。
例えば、東京佼成ウインドオーケストラは1年間に数回の定期演奏会を行っていますが、
それぞれ1シーズンごとにチラシデザインが統一されてて、すごく綺麗です。
演奏会ごとに色違いになってます。

こんな感じに。洗練されてて好き。
管弦楽団の演奏会のポスターとか、こういう統一デザインのポスターが多いイメージです。
東京佼成が1つの「オーケストラ」として機能している(それを意識している)のが感じられます。

 

あとは何だろうなー、色、色、(絞りだしている)

そうだ、吹奏楽系のマガジンサイトって緑系統が多い気がします。
バンドパワーWind Band PressWind-i、みんな緑だ(バンドパワーはロゴだけか…?)。

最近気に入ってちょくちょく読んでいる(勿論Google翻訳を通して…)、ドイツの吹奏楽ブログblasmusikも緑だ。なんで!?

変な謎が出てきてしまった。
まあ緑って人に優しい印象を与えるので、使いやすい色ではあるんですけどね。

「なぜ吹奏楽マガジンサイトのテーマカラーは緑なのか」理由が分かる方、思いついた方、
いらっしゃったら是非教えてください。

花月こころ

ベルギー近現代音楽が主な狩場。最推しはヴァンデルローストとポール・ジルソン。ブラスバンドでコルネット。

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