ヴァンデルロースト「ストーンヘンジ」
ああ!忙しさにかまけていたら、前回のブログ更新から1週間以上経ってしまいました。
この1週間、終わらない課題とバイトと戦いつつ、順調に生活リズムを崩していました。寝不足過ぎて、ちょっとしたことでメンタルの安定が揺らぎます。
あと齋藤孝先生の「3色ボールペン読書法」を始めてみました。
今日はヴァンデルローストbot(Twitter:@VdR_fan)へリクエストを頂いた曲を、ブログでも紹介しましょう。
ヤン・ヴァンデルロースト「ストーンヘンジ」
1993年国際音楽コンテストで、ブラスバンドの課題曲に採用された作品です。2004年には高橋 徹氏編曲のウインドバンド版が初演され、2007年にはTom D’Joos氏編曲のファンファーレバンド版も出版されました。世界各地で、様々な編成で演奏されている、人気の高い作品です。
演奏時間は約15分、難易度は最高難度の6と非常に大変ですが、これをトップレベルのバンドが演奏すると、ほんっとうに幻想的で爽やかでカッコいいんですよ!
以下、ヴァンデルロースト氏公式サイトの解説から、簡単な訳を持ってきました。
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静けさに満ちた序奏は、靄(もや)のかかったソールズベリー平原の朝。繰り返し用いられるC-A-F-B-G(ドラファシソ)の5つの音は、遺跡中心部に馬蹄状に並べられた巨岩の配置を表しています。5人のソリストによって讃歌が奏でられ、バンド全体の響きはまるでドルイドの歌のように豊かになり、幕を閉じます。
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では早速、聴いていただきたい音源をご紹介しましょう!まずは課題曲として演奏された、1993年国際音楽コンテスト当時の音源。
私がいつも聴いているのは、ブラックダイクバンドの音源です。できればストーンヘンジだけでなく、アルバム丸々一枚聴いて欲しいです。ブラスバンド版アーセナルがめちゃめちゃ美しいです!おすすめ!
東京ファンファーレオルケストによる、ファンファーレバンド版の演奏。
ウインドバンド版はまだあまり音源が出ていないようで残念。今すぐ聴けるのはデハスケ作品集の音源です。名古屋芸術大学ウインドオーケストラ演奏。
正直日本での認知度はそう高くはない作品なので、生演奏される機会もそうそうありません。私もまだ生演奏に立ち会えていません。もしお近くで名の通ったバンドが演奏会でストーンヘンジを演奏するとなったら、是非足を運んでみてください!運びましょう!
これはいつも演奏会で感じることなのですが、どんな素晴らしい音源も生演奏のように全身で響きを浴びることはできません。ホール独特の空気のなかで鑑賞するストーンヘンジ、早く聴いてみたい!!