吹奏楽で文字並べをする

はじめましてこんにちは、花月こころと申します。

専門学校でお絵描きの勉強をしたり、アルバイトをしたりしながら、(主に吹奏楽の)演奏会に行ったり、CDを買ったりしています。
2018年は約10枚のCDを買い、演奏会に13回足を運びました(うち2回は埼玉→大阪の弾丸遠征)。(12/7現在)
たいして大きくもない数字でしょうが、学費・生活費の大半を自分で負担している学生としては、割と大変な出費です。チケット代より交通費がやべえ。計算したくない。
別に自慢してるわけではなく(何も自慢できることないし)、「なんでこんなに吹奏楽にお金を出すようになってしまったのか」みたいなことを、このブログで表現できたらなー、と思ってます。
以下自分のこと。
私の吹奏楽経験としては、
小学校のブラスバンド部でコルネットを3年間
中学入学~高校2年生まで、吹奏楽部でホルンを5年間
といった感じ。
高校2年生のとき、部活のコンクール至上主義に全く馴染めず、(表向きは勉学のために)退部、という苦い思い出があります。
樽屋、真島、リードが好きな、至って普通の吹奏楽部員でした。
高校で変な部活の辞め方をしてから約3年間、妹の演奏会に行く以外はほとんど吹奏楽から離れていました。
ところが、2017年の夏に転機が訪れます。母の友人から誘いを受けて、地元で久し振りにバンドの合奏に参加する機会を得ました。
指揮を振るのは、地元の中学校で1番上手なバンドの顧問をしていた、憧れの先生。
「メンバーがほとんど初対面」「そもそも3年間ほぼ楽器吹いてねえ」「運指忘れてる」といった不安要素が多々ある中で、それでも運命のようなものを感じて、参加を決めました。
この演奏会ではアルメニアンダンスやアルセナール、バンドワゴンといった定番曲を取り上げていましたが、いずれもこの時初演奏。
私の中で、スパークは「宇宙の音楽」のイメージが強すぎて、バンドワゴンの明るい曲調にびっくり。
ヴァンデルローストに至っては、(何となく名前を聞いたことがある可能性はあるものの)存在をしっかり認識したのはこれが初めて。アルセナールめっちゃ良い曲じゃん。沼の始まり。
これに加えて、同じホルンパートにいた滅茶苦茶な音楽オタクに、ラフマニノフの交響曲や、鈴木孝佳率いるタッドWSのライブ音源を聴かされたりして、吹奏楽やクラシックの世界に再び興味を持たないではいられなくなってしまったのです。
去年の私に「あんたヴァンデルローストを追っかけて夜行バスで大阪行くよ」と言っても「は?何言ってんだこいつ」と思われるでしょう…
私はまだ20年しか生きていませんが、人生、何がきっかけで沼にはまるかわからないなあと、沼の中でつくづく考えています。
沼の中で楽しそうに溺れる、あわれな人間の姿を観察していただければ幸いです。
花月こころ

花月こころ

ベルギー近現代音楽が主な狩場。最推しはヴァンデルローストとポール・ジルソン。ブラスバンドでコルネット。

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