最近聴いてた曲を雑多に紹介する2020年8月版

最近どうにも精神状態が優れなくて、音楽から全体的に遠ざかっていました。聴いてもオーケストラや吹奏楽もの以外。これは私個人の症状なのですが、不安な時に吹奏楽とか聴くと、自分の不安感がますます浮き彫りになってしまい、しんどいことこの上なくなります。なんなんだろうな。自分の好きな音楽から離れなければいけないのは悲しい。

仕方がないので、ここ1~2週間はおとなしく他ジャンルの曲を聴いていました。いくつかここで紹介するので、「ふーん、こんなの聴いてるんだな」くらいに思ってください。

Moon Viewing Music/Peter Garland
ジョン・ケージにも師事したアメリカの作曲家、ピーター・ガーランド。このアルバムに収録されている曲は、「月見」の俳句や和歌が副題となっています。演奏楽器は鐘と銅鑼。ひたすら「モーン…モーン…」と鳴る鐘の音に、聴き手の心も穏やかにならざるを得ません。ミニマル超えてもはやアンビエント。好き。

幻視者/ソルフェジオ・トーンズ
このアルバムはもっと大変。曲タイトルにあるそれぞれの周波数がひたすら電子音叉でなっているだけ。これらの周波数は「ソルフェジオ周波数」と呼ばれて、スピリチュアル・ヒーリングで注目されてるような音なんですね(自分がヒーリングとか調べてたのがばれるやつ)(言わなきゃばれないのに)。

PINK/土岐麻子
この曲は別に最近初めて聴いた曲ではないんですが、土岐さんの歌の中でも好きな歌なので便乗して紹介。2年前くらいに初めて聴いたときから、アーバンでかっこいいな~素敵だな~と思ってます。狭くて高いワンルーム、本当に「うわ狭い~、うわたっか~~い!!」ってなります(聴かないとわからない)(聴いて)

Pizza VS Hamburger/KIRINJI
これもリリース当初(昨年秋)から聴いている曲ではあるんですが、最近やたら口ずさんでしまうのでご紹介。KIRINJI(キリンジ)は、私が吹奏楽に戻り、クラシックを聴き始めるほんの少し前に出会って、私が音楽を聴く習慣を身に着けるきっかけになった音楽なので今でも感謝しています。この曲はひたすらハンバーガーかピザかを選ぼうとする歌です。歌い手(堀込高樹)はピザ推しっぽい。ピッザっかなあ!の言い方好き…

白虎野/平沢進

Twitterのフォロワーさんは私がたまにヒラサワで騒いでるのを見かけてるんじゃないかと思いますが、この度初めて平沢進のCDを買いました。今まではライブビストロンのDVDしか持ってなかった(なぜDVDから買うの)。
平沢作品の中では定番の「パレード」や「白虎野」も収録されていますが、私の今回の本命は「生まれなかった都市」と「Σ星のシダ」。先日の配信ライブで「えっめっちゃいい曲じゃん…なんで今まで大して興味持たなかったんだろう…」と衝撃を受けました。買う直前まで「BLUE LIMBO」や「現象の花の秘密」や「点呼する惑星」その他とかなり迷っていたのですが、最終的にあみだくじで決めました。次はどのCDを買おうか…

花月こころ

ベルギー近現代音楽が主な狩場。最推しはヴァンデルローストとポール・ジルソン。ブラスバンドでコルネット。

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