フィリップ・スパーク「ダンス・ムーヴメント」

こんばんは、花月こころです。

今、フィリップ・スパークの「ダンス・ムーヴメント」を聴いていました。
この曲は私がスパーク作品を好きになったきっかけの曲であり、今のところ、スパークの作品の中で一番好きな曲です。
金管吹きだからか、特に第3楽章が好きで、これだけ何度も何度もリピート再生していた時期もありました。
第3楽章は、大きなステンドグラスがあるような教会の窓から、光がぶわあああっと降ってくるイメージでいつも聴いてます。
嫌なことがあったときにリピートしていると、何も考えられなくなってとても良いです。良いのか?
ちなみに他の楽章は、
1…旅の始まり。宇宙旅行。最初のダンスなので、まだお酒は入っていない、そこそこ真面目な踊り
2…小さな妖精たちが、羽を光らせて飛び回っている感じ。「金平糖の精」的な。
4…鐘がけたたましく鳴り響いてる。曲が終わってしまうのが切なくて泣く。
みたいな感じで聴いています。
この曲を初めて聴いたのが去年の冬頃なのですが、それまでスパークと言えば「宇宙の音楽」か、ついこの間演奏したばかりの「バンドワゴン」くらいしか知りませんでした。無知かよ!恥ずかしい!
ジュビリー序曲も聴いたことはあるはずなんですが、スパーク作品だと知りませんでした。
特に宇宙の音楽は「すごく難しい現代音楽」というイメージがあって、何となく敬遠していました。
頑張って勇気を出して、YouTubeで「フィリップ・スパーク」を検索したところ、この曲に遭遇。
「こんなに良い曲書く人だったのかよー!スパーク!早く教えてくれれば良いのに!」と1人で暴れていた思い出。
その後も「カレイドスコープ」「メリーゴーランド」「冬物語」など、色々聴いていったなあ。
友人からタッドウィンド・シンフォニーの存在を教えてもらった後だったので、「タッドはダンス・ムーヴメント録音してないかな?」と調べてみたら、出てきました。ビンゴ。
当時売り切れ表示だったので、「再入荷の予定はありますか?」と、バンドパワーに問い合わせたのも懐かしいです。我ながらえらい心配性だと思います。
この時、ついでに他のタッドのCDも物色している過程で、ヴァンデルローストの名前も見つけたんですね。なので「ダンス・ムーヴメント」なしに、ヴァンデルロースト大好きな今の私はいなかった!と。大袈裟か。
タッドの録音も良いですし、私がおすすめしたいのはノーステキサス・ウィンドシンフォニーの録音!
ほかのおすすめ音源があれば、是非私に教えて下さい。楽しみに待ってます。
では、さすがに眠いのでそろそろ寝ます。おやすみなさい。
花月こころ

花月こころ

ベルギー近現代音楽が主な狩場。最推しはヴァンデルローストとポール・ジルソン。ブラスバンドでコルネット。

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